このワガママな僕たちを
やはり素晴らしいことは、時はすぎていくということ。
恋する心も夢への希望も、動いている時間の中にあって、
常に状況は変化しています。
変化していくということは、
頼りなくも感じるけど、
実はとても自由でとてもすくわれることです。
でも、その自由さは時には心細いものなので、
信じられる何かを持つ人はたいへん力づよいです。
その信じられる何かが、
「かわいらしいものをちらっと見てしまった時のよろこび」や
「おもしろいことをふいに思いついたりすることのしあわせ」のように、
いつでもどこでも存在するものだったりするなら、
あなたは大丈夫です。
私たちにみえない思いはは、世界にあふれています。
―著者―
「涙のメンバーチェンジ」
恋が終わる時
さりげなくけれどきっぱりと
行われる選手交替
バトンは次はだれのもの
さようなら友だち
さようなら恋人
思い出をありがとう
悲しみをあしがとう
忘れなくてもいい未来のために
本当の僕自身のために
誰でもが勇気をもっている
メンバーチェンジは一瞬だ
こっちだけでなくあっちへも
どっちにもたちうちできなくては
悲しみをかかえた
たくさんの人たちがいる
悲しい気持ちにさせた方も
悲しい気持ちになった方も
それしかなかったのだから
仕方がないよね
恋だけはどうにもならない
あの人を好きな私じゃ
なにもかもしょうがない
私をすてないでねと言いながら
僕をすてた人
「単純な恋」
好きだから
好きと言える
単純な恋が
してみたい
たのしくてたのしくてたまらない
という日が
いつか くるだろうか
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こちらのページはのれん本人が紹介しているものです。
銀色夏生さん、他各出版社様、ページの写真画像等とは 一切関係ありません。
このワガママな僕たちを
銀色夏生
初版発行 昭和63年12月10日
発行所 株式会社角川書店
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